美味しくて、こんなに便利

エスプレッソマシーンには家庭用・業務用がありますが、ここでは家庭用にしぼって全自動エスプレッソマシーンを見てみましょう。

まず、仮にマシーンでエスプレッソを抽出しない場合、つまり全自動マシーンではなくて、手動直火型だとどうでしょう。直火型とは、コーヒー粉と水を入れてガスにかけるだけです。ヨーロッパなどで広く使われています。アウトドアなどにも役に立ちますね。

しかし、一般にエスプレッソの抽出には9気圧が理想と言われていますが、直火型だと約1.5~3気圧が限界ということです。微妙な火加減で味が変わります。つまり、初めて作ったりすると加減がわからなくて、味は全く飲んでのお楽しみという怖しい事態になります。

 

手軽で美味しくエスプレッソを楽しむために

「エスプレッソをコーヒーミルで豆から挽き挽きポッドにかけて、飲む習慣が普通にある」というのであれば、それは毎日の習慣で苦にならないかもしれません。しかし、できれば手軽に美味しく楽しみたいということならば、この方法は「あー、ちょっと今は面倒だからインスタント入れちゃおう」という運びになりかねません。

また、コーヒー豆も買ってからまとめて挽いて袋詰めしておりたりしますが、実は粉は挽いたその瞬間から香り等が劣化していきます。実は厳しいことを言えば、粉に挽いてから約2時間程度で香りの賞味期限がきてしまうといわれています。香りだけでなく、コーヒー液の抜けも悪くなります。豆はできることなら一回ずつ挽くことが原則なのです。

一回ずつ、一杯ずつ挽く・・今、「ちょっと面倒だな。時間があるときならいいけど」と思いませんでしたか? そういう方のために、家庭用全自動エスプレッソマシーンがあるのです。

エスプレッソマシーンに投入するのは、普通のエスプレッソを作るには豆と水だけ。ボタンを押すと、ガリガリと一回分のみ豆を挽いてくれるところから始めてくれます。挽き終わったかな?と思ったら、機械のノズルの下に置いたカップに注がれ始める。挽く手間もなければ、ガスで煮詰める必要もない。味も自分の技術にかかわらず、まるでカフェのような味わいを楽しむことができるのです。

 

優れたエスプレッソマシーンの条件

○  クリーミーな泡ができるか=きめ細かい泡で風味を閉じ込め味わいを深くします。また、マイルドにする効果もあります。どのくらいが合格かというと、グラニュー糖をふりかけても泡が大丈夫なくらいですね。

○  圧力が安定していること=機械だから当然圧力が安定しているだろうと思うとそうではありません。業務用のエスプレッソマシーンならば大型ボイラーを搭載しているので問題ありませんが、家庭用の場合は2ボイラータイプが安定してオススメです。お湯とスチーマーが別のほうが安定するからです。

○  メンテナンス=家庭用とはいえ、コーヒーメーカーとは比較にならないくらいのお値段なので、すぐ壊れてしまっては困ります。豆の粉が詰まって故障ということが多いので、メンテナンスはしやすく、掃除しやすいタイプがよいでしょう。また、しっかり豆かすなどを掃除しておかないと、出来上がりの風味に影響します。

○  業務用レベルに近いもの=部品の耐久性などは業務用が一番です。できればそこに近いものが欲しいですね。一日30杯以上と明記されているものがこれに該当することが多いです。